漫画『大江山花伝』とタカラヅカ

制作物:男物付け下げ 写真集制作の為、テーマを決めてご依頼

ご予算:¥480,000

こちらのお着物は、ある芸能人の方に創ったもの。(タカラヅカは厳しいので、お名前はご引退まで出せません。)ご依頼内容は、「桜」と、「大江山花伝」と言う漫画の中に出てくる茨木童子と言う主人公の鬼のイメージとのこと。

まずは本を探す。中古が嫌いな洋平は新品を探すも、古すぎて無く。。。

鹿児島のジュンク堂に、一冊だけあるとのことでお取り寄せ。

読んでよかった。。切ない鬼と人の恋の物語。

季節は2月。

梅はつぼみで桜なんてどこにも咲いてないから、近所の桜の枝を観に行く。そうして出来上がったこのお着物。ご本人は勿論お慶びくださり、写真集やスチール写真にお使いくださりました。平安神宮の桜満開の元撮られた写真は、本当に人間離れしてました。

そして、僕が何よりうれしかったのはもう一つ。ファンクラブの集いに伺ったら、ファンの方々が、「あれって大江山花伝の鬼みたいね」って仰っていたこと。皆さまはその裏設定を知らないのに。

桜の染め方が一味違うのですが、これが一真工房の染めっぷりです。

鬼と人間の娘。二人の恋の風が絡まり合っていく。その風の色を交わった後、変えていきました。
いつもは多色の風彩が、たった二色なのは、二人の切ない恋を表しています。

この方に限らず、僕が男物を染める時は、基本的には無地は染めません。(ご依頼あれば染めますが)とびきりのこだわりを、ご依頼ください。

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